伝統の保存食でお正月、おせち料理でも有名な棒だらの干物です。調理に手間のかけた分だけ濃縮された深みのある味わいを楽しめます。アメ横ではアフリカ系のお客さんにもたくさん買って頂きます。カレーに入れるそうです。水で戻すときは、冷蔵庫に入れて毎日水を変えて、5日ほどおいて下さい。少し日本酒を入れると臭みが抜けます。作りながら米の種籾を発芽させた時のことをいつも思い出します。日本の伝統食!!
【内容量】 3本一束で約200~300g
【原材料】 タラ
【原産地】 北海道
【賞味期限】冷暗所、冷蔵庫で約4~5ヶ月 冷凍庫で約1年
棒だら業務用10kg入(普通便)もあります。
※こちらの商品は注文ではクール便と表記されますが、普通便での発送になります。大きさに多少ばらつきがございます。
おせち料理にも食べられる棒だら煮が有名ですが、普通に汁物や、外国料理ではカレーなどにも入れるそうです。今度試してみようと思います。
棒だら料理はいろいろありますが調理する前にまず水で戻す必要があります。
器に入るように棒だらをカットします。のこぎりや包丁等でカットしたい場所の両面の皮に切れ目を入れます。
そうすると簡単に棒だらを折ることが出来ます。
水に日本酒を少し入れると風味が増しますのでお試しください。
水で5-7日かけて戻します。冬季を除き冷蔵庫にて保管して下さい。水も出来れば毎日、無理なら2日に一度は取り替えて下さい。根気のいる作業ですがその分、生では味わえない風味が待っています。
戻した棒だらを簡単な味付けで圧力鍋で煮てみましょう。
⓵戻した棒だらのヒレ、エラを取り除き、一口サイズにカットします。お腹の皮も取り除いた方が良いですが面倒くさいならそのままでも結構です。
②余裕が有れば下茹でして臭みをとりましょう。お茶の出し殻でもいいので一緒に2-3分煮てください。写真は賞味期限の切れたパックのお茶です。
③水を取り替えて棒だらを水から煮ていきます。今回は料理酒、めんつゆ、砂糖での味付けで調理してみました。
入れるタイミングとかありますが面倒くさいならば最初から入れても良いでしょう。
④煮立ったら蓋をする前にアクをとりましょう。面倒ならば飛ばしても良いですがやったほうが良いとは思います。
⑤圧力鍋の蓋をして圧力がかかったら火を止め、圧力が落ちて蓋が空くようになったら蓋を取り冷ましたらまた蓋をして火をかけることを3-4回繰り返します。他の調理の片手間に1-2日かけて作る気持でやると時間効率も良いし味もより染み込みます。
⑥最後は煮詰めて汁気を飛ばします。
生にはない独特の食感が癖になりそうです。今回は棒だらだけでしたが、大根、人参、エビイモ等と煮込みます。
湿気を避けることが長期保存のコツですので冷暗所もしくは冷凍庫での保存をお勧めします。
冷凍保存の場合は袋に入れ口を縛ってから入れて下さい。
保存期間の目安は冷暗所で4-5ヶ月、冷凍庫で約1年です。